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号砲と同時に坂本亮馬が飛び出し、神山雄一郎も追う。序々に隊列が落ち着き、坂本−紫原政文、長塚智広−神山雄一郎、五十嵐力、伏見俊昭、深谷智広−南修二−小嶋敬二の並びで周回が進む。
赤板から深谷が上昇を始めると、五十嵐と長塚も深谷の動きをけん制。打鐘前に深谷がペースを上げると、正攻法の坂本が突っ張り気味に踏むも、長塚が自慢のダッシュ前へ踏みながら南に当たり深谷の番手を奪取。最終ホームで南も意地を見せて追い上げるが、長塚の強烈なブロックで失速。2コーナー過ぎから小嶋敬二がまくりを放つも、車の伸びが悪く、その動きを見てしまった後続の坂本や伏見は仕掛けられない。4コーナーから長塚が深谷を交わしにかかるが、深谷も懸命の抵抗で粘り込むと、脚を溜めた神山が、長塚をどかしてコースを作り、会心の中割りでVゴール。05年の名古屋オールスター以来となるビック制覇を飾った。
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